いのちと向き合い、いのちと戦い、いのちをいただく。
素材は、野生の鹿と猪。
事の発端は「害獣被害」の駆除から始めた事業。東広島ジビエセンターは志を同じくした人々が集まり、活動範囲も広がりつつあります。現在は肉そのものだけでなく、かぎりなく天然からの素材を利用した加工品から、その命の源を頂いた最先端のエキスまで、様々な方面からプロフェッショナルの技術を駆使した商品開発を行っています。
全ては命を頂く事への感謝から。
「止め刺し」の技術にこだわり、鉛玉による肉の痛みを全く無い状態で獲物を確保するのでどの肉にも臭みがなく、開発している加工品にもその味は歴然と現れます。もちろん、持ち込み肉は一切使用しておりません。ただまっすぐに、真面目に自然と向き合う猟師が創る、本物のジビエをご堪能ください。
「美味しゅうない肉は、わしらも食いとぉないけんね。」
地域との連携で成り立つ美味さ。
近年「害獣被害」による農作物の荒らされ方は、重大な問題になってきています。
そのひとつに、里山の高齢化が進み、ご高齢の方は罠を仕掛けても体力的に個人で処理することが困難となっているから。東広島ジビエセンターでは、こうした方々を中心に、近隣で駆除用の罠を見張り、連絡をもらうシステムで、良い状態の肉を確保しています。
安全・安心は、当たり前。
創業当初から「ジビエ肉の概念を覆したい!」という強い思いをコンセプトに、処理にも工夫を重ねており、ジビエ肉が臭うと言う人にも驚かれるほど美味しいお肉を提供しています。そして、一般の方に提供するには「安心」「安全」は当たり前。視察に来られたジビエ協会の方々にも「参考にさせてほしい」と言われるほど衛生的に肉処理を行っています。
衛星管理の整った施設でスタッフが全ての個体を解体。
捕獲量が多い時期には施設の冷蔵庫がいっぱいになることも。
こちらは高級食材「あなぐま」。細部まで変色や痛みがないかか確認を怠らず。
令和元年 秋。東広島ジビエセンター株式会社・東広島市連携プロジェクト。
<会社概要>
社名:東広島ジビエセンター株式会社
代表:和泉川 健太郎
住所:広島県東広島市豊栄町乃美3262-2